文鮮明師み言

世界平和統一家庭連合 足利東教会(統一教会)

万物の日

創造原理の観点から見ますと、万物主管とは第三祝福の完成 ですから第一祝福、第二祝福が完成された基台の上で初め て可能になるのです。
それゆえ、個性完成した男性と女性が 神を中心として結婚し、夫婦が一体となって真の愛を完成し、 家庭を形成してこそあらゆる被造物への主管性が確立するこ とを意味しているのです。
しかしアダムとエバの堕落により、本来の愛の主人を失って しまいましたので、万物は「今に至るまで、共にうめき共に産み の苦しみを続けている」(ローマ8・22)といわれるような状態に 陥ってしまいました。
しかし真のご父母様が「父母の日」と「子女の日」を制定され ることによって、初めてアダムとその家庭を中心として失った万 物世界を再び探し得る基準を準備することができた日であり、 言い換えれば真の父母と真の子女が一体となって万物に対 する所有を決定し、これを宣布した日が「万物の日」です。
さて、 「万物の日」宣布の近因となった内容を考えてみます と、第一に、「天勝号」進水式(1963 年6月26日)で、文先生が 「きょうこの『天勝号』の進水式を挙げるのは、天と地すべての 勝利の出発になる」というみ言を語られたこと、第二に、祖父 母・父母・子女の意味を持つ、3代連続行事(祝福)、36 双 (61 年)・72 双(62 年)・124 双(63 年)の区切りともいえる、 124双の祝福が7月24日に成されたことなどが挙げられます。
そのような基台の上で 1963 年7月 26 日(陰暦6月6日)、ソ ウル本部教会で「万物の日」を定められ、天の子女の名前で 天下万物を挙げてささげる「貢献式」をもちました。 その席上で文先生は「本年に限り、事情によって日を延ばし て記念式典を行いましたが、翌年からは毎年陰暦5月1日に 行う」とおっしゃいました。

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